ロードバイクで三春滝桜へ(花見兼2019年初ライド)
久々に新しいガジェットを導入。
Bryton Aero60
GPSナビなど諸々高機能なサイコン。
台湾発で圧倒的コスパを誇るというので、アマチュアライダー向けの二流ブランド(偏見)かと思いきや…今年からDeceuninck- Quick Stepのサプライヤーになった模様。歴とした"プロ仕様"である。
これが届いた時期がちょうどお花見日和だった為、早速実走してのレビューを試みた。
...のだが、帰宅後に確認したところケイデンスセンサーが接続されていなかった(原因は未解決)ため、レビューはまた今度にしようと思う。
よって、今回は近場でのお花見ライドの感想を。
今日のルート
東北の長い冬を終え、花見兼ライド初めになる。
三春の滝桜(日本三大巨桜にも数えられる)が最短ルートで13kmの距離にあるが、多少遠回りして適度に起伏がありそうなルートを選んでみる。
郡山発
↓
県道65号線を東に進み、三春ダムの南に到達したら北上
↓
三春ダム沿いを反時計回りに進み滝桜を拝む
↓
さらに反時計回りに進み、ダムの西側から郡山へ帰る
まずはこのルートで足慣らしといこう。
登りは意外と歯ごたえあり
出発して10分ほど、阿武隈川を渡ると風景が市街地から山のそれへと変化する。
そして挨拶代わりの軽い登りが登場。とは言っても斜度4~5%を500mであれば冬眠明けの脚でも訳は無い。
登った分をそのまま下った後、ダム手前までは5kmほど登り基調が続くのだがこの間2ヶ所ほどで斜度10%超えとなる。
俯きながら何とか登り切るが、余裕があればこの辺りはかなり良い感じの田園風景が楽しめる。
三春ダム、そして滝桜
木々が開けると程良く風が吹いており気持ち良い。このまま進めば先の橋を渡ることも可能だが、今回はダム沿いの平坦基調な道を東側へと進む。
そして三春滝桜へ到着。
本日4/13(土)で7分咲きといったところだろうか。
これ以上近づくにはゲートで観覧料400円を支払う。ただ、自転車を持ち込める雰囲気ではない&係員がこの辺りに駐輪しないよう注意していた為そそくさと離脱。
↑帰り道にあった"接近できる"枝垂れ桜
帰路へ
行きとは逆で下り基調なので楽にこなす。途中、阿武隈川沿いを少し走ったがサイクリングロードになっている様子だったのでいずれ開拓したい。
今回のルートは道の確認のため立ち止まったりしなければ(新しいサイコンを活用すれば可能なはず)1時間半足らずで回れそうなので定番化しそう。
(だがその割にはStrava上で「区間」がほとんど設定されていなかった…自転車人口の問題か?)
BRYTON(ブライトン) AERO 60T(エアロ60T) GPSサイクルコンピューター (トリプルセンサー付キット) TB0F0AE060TBLK
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サイクリスト向き?スマートウォッチ - Pebble Time
サイクリングがスマートになるウォッチを求めて
去る8月末にPebble Timeというスマートウォッチを購入しました!ロードバイクに乗る時用に欲しくなって買ってみたのですが、なかなか便利に使っています。
「Pebble?初めて聞く名前だ」という方も多いかもしれません。
なぜ購入に至ったかと言うと...
ロードバイクには(見た目的に余計な)スマホホルダーは付けたくないなぁ。でも地図は見たいなぁ。
↓
スマートウォッチで地図を見れば良いんじゃ?
↓
Apple Watch値段が高い!Android Wearは(スマホがiPhoneなので)使えない!
↓
PebbleとかいうスマートウォッチがiPhone、Android両方対応してるらしい!!
といった具合です。 購入から2ヶ月ほど経ち、なんとなく使用シーンが定まってきたので紹介してみたいと思います。
Pebble Timeを買って良かったこと
1.スマホを取り出さなくても地図を確認できる
これが一番の目的でした。
使用しているのはMaptasticというアプリ。現在位置がリアルタイムで表示され、拡大/縮小・表示範囲の移動も行えます。また、マップデータはGoogle Mapsをはじめ、OpenStreetMapやMapQuest等に対応しています。
スマホと比べると地図の表示範囲はかなり狭いですが、ある程度大きな道路を走る場合はこれだけで目的地に到着可能!
ただし、入り組んだルートでは時々スマホの地図で交差点を確認したりもしています。
※ちなみにナビゲーション機能はありません
2.走行中にメールやLINEの通知が見られる
買う前はあまり気にしていなかったのですが、集団で行動する際にとても便利です。 集合場所に向かう途中での「遅刻」や「到着した」等の連絡、ライド中にパンク等のトラブルで遅れた仲間からのSOSをいち早く確認できます。
さらにAndroid端末を母艦とする場合は、定型文を登録しておきPebble側で返信も可能なようです。(残念ながらiPhoneでは返信できません。)
※Pebbleは初期状態では日本語表示に対応していないのでこういったサイトを参考に言語パックを入れる必要があります。
3.スマホで地図を表示し続けるより省電力
スマホ本体をマウントして地図を表示していると、iPhoneの場合で3時間保つかどうかだと思います。
対してPebbleは画面の消費電力が少なく、朝から晩まで地図を表示し続けても全く問題なし。1日どころか5日に1回くらいしか充電はしていません。
また、母艦のスマホはスリープ状態(画面が消えている)にしておけるので、こちらも1日のライド中に充電する必要はありません。
4.アウトドアに向いている
これは他のスマートウォッチとの比較なのですが、Pebbleは反射型(発光していない)液晶を使っているため、外光が明るいほど画面が見やすいです。(他のスマートウォッチだと直射日光の下では液晶が見辛くなるようです)
また、15気圧防水なので雨に降られても全く問題なし。ベルトも付属のものがシリコン製なので汗をかいてもすぐ洗うことが出来ます。
アプリとしてはSwarm(チェックインアプリ)やTripAdvisorのPebble版が用意されており、特にSwarmは最少2クリックでチェックイン出来るのでおすすめです。
Pebbleを選択する上での注意点
Pebbleの良いところを色々と書きましたが、弱点もあります。 まず上で利点として書いた液晶ですが、逆に言えば発光していないので暗いところでは見えないです。
一応バックライトも付いているのですが、モーション(腕を振ったり)での点灯は路面からの振動を拾ってしまい、ボタンでの点灯は面倒臭いという使い辛さ。
他にはマイナー故に企業が作った高品質なアプリが少ない、画面の解像度が低い、タッチパネル非対応(グローブのことを考えると逆に物理ボタンは利点?)等があります。 また、iPhoneに対応はしているものの、上記日本語パックの導入にはAndroid端末が必要だったり、Androidでしか設定出来ない項目があったり...iPhoneユーザーには若干不利な面もあります。
以上、Pebble Timeを2ヶ月ほど使ってみてチャリダー的に感じたことでした。 スマートウォッチ自体まだ各社手探りな中、約$200で購入出来るPebble Timeはギリギリ「試しに買ってみる」ことが出来る範囲ではないでしょうか。 実際、ロードバイクでのライド中に地図が見たいという目的は現時点でしっかりと果たしてくれているので、少なくともアウトドアユースではベストな選択だと思います!
ツール・ド・東北2015 - 大会当日
日の出前のドライブなんて子供の頃にカブトムシを取りに行って以来かも? 午前4時に起床し、我ら3人スタート地点の石巻専修大学へと赴いたのでした。
駐車場に到着すると、既に支度をする参加者で賑わって?(黙々と作業しているので)いました。
大勢の自転車乗りが支度をしている様はまさに"出陣"って感じで興奮! 朝焼けとちょっと肌寒い気温が気持ちを盛り上げてくれます。
前日の受付で配布されたゼッケンを装着。前傾姿勢を考慮して縦方向に余裕をもたせてみました。
ここで・・・
【今回のルート】※クリックでGoogleマイマップが開きます
コースを何となく頭に入れておこうと思い、今回も事前に作ってきました。
エイドステーションの場所を記しておけば走行中もエイド間の距離をチェックすることができます。実際に使ってみたところ、なかなか有用。 (iPhoneでの閲覧にはMy Pinsというアプリを使用)
若干遅刻しましたが・・・
石巻専修大学に到着すると、既に大勢の参加者が列を成していました。
「北上フォンド」の集合時間は6時30分ですが、より(距離が)長いフォンドはスタート時間も早く設定されています。 スタートは20〜30人の小集団に区切られており、スタートラインでは集団ごとの記念撮影がありました。ゴール後にこの写真が印刷された「新聞」がもらえますよ!
30分ほど待っていよいよゲートが近づいてきました。心拍上がってそう。
出走!
スタードダッシュしてみたい衝動を抑えて(?)マナー良く出走。 大学の敷地外周を反対側まで走った後、公道へと繰り出します。
大人数での走行に慣れていないため、最初はオドオドしながら集団の流れに付いていくスタイルでしたが、次第に追い抜くタイミング(主に登りですね)が分かってきて自分たちのペースで走れるようになってきました。
女川エイドステーション
「いい景色だぞ〜♪」なんて言いながら走っていると、あっという間に最初のエイドに到着。 芝生に大量のバイクが寝ている様は壮観です。こういった光景もイベントならではですね。
本イベントのメインコンテンツの一つであるエイドステーションでの"補給食" 最初に振る舞われたのは・・・
女川汁:新鮮なサンマのすり身団子が入ったつみれ汁。
女川は全国有数の水揚げ量を誇るらしいですよ!まだ上がりきっていない気温と体温にほかほかの汁物が効く! あまり長居すると脚が固まってしまうので、各エイドの滞在時間は10〜15分に抑える方針に。
いそいそと食して出発です。
登りは甘くない
女川エイドステーションからはしばらく登り基調、そして道路のつづら折りが物語っている通り、御前浜給水所の前後はなかなかの急坂でした。
峠を登りきったところでは皆一休みしています。
登りのご褒美は、その後の下り坂と良い景色。海岸沿いのコースがメインのため海のある絶景が拝めます。
このあたりはリアス式海岸でしょうか?
雄勝エイドステーション
本日2カ所目のエイドステーションにやってきました。
ちなみにエイドはおおよそ20kmおきに設定されているので、走行距離からあと何km頑張れば休めるのかはおおよそ計算できます。
ホタテ焼き:新鮮なホタテを会場で焼いたものを頂きました。
醤油バター味で美味!コップに入っちゃうと絵的にはちょっとイマイチ?
今回はバナナも補給。 この先は"基調"ではなくガッツリな登りが多く、写真を撮りながら走る余裕が無くなってきました。(そのため道中の写真は少なめ) やっぱりこのコース登りが多いです。
神割崎エイドステーション
折り返し地点の神割崎エイドに到着。脚にもだいぶ乳酸が溜まってきた感じです。
振る舞われる食事的にもここが昼食会場なので、ちょっと長めに一息入れましょう。と思い駐輪場に向うと、そこで兄弟(07年モデルのORCA)を発見!
思わず隣に駐めてパシャリ。
オルベア自体はちょいちょい見かけるのですが、このデザインのオルカに出くわすのは初めてです。5年以上前のフレームですが大事に乗っているんですね。
シーフードカレー:北上フォンドの昼ご飯。ルー自体は普通な気もしますが、疲労&魚介が味を大いに引き立てています。長時間の運動中はあまり固形感の強いものはキツいので、カレーというチョイスはGOOD!
ここが最も広く、最も標高の高いエイドステーション。かなり賑わっています。
スポンサー(サントリー)繋がりで「オールフリー」の配布なんかもやってました。
北上エイドステーション
ここから約20kmは来た道を引き返します。 つまり一生懸命登った坂は下りに、気持ち良く下ったところは激坂に... ヒーヒー言いながら北上エイドに到着。結果的にここが最後に立ち寄ったエイドになりました。
ホヤの塩茹で?:奇妙な見た目ですが、嫌な臭み等は無く美味しかったです。(大量に食べたいとは思わないかも...)ここは他にも茶碗蒸しやケーキがありました。
エイドで色々食べていると、後からYahoo!JAPAN社長と道端カレンさんが現れ、我々よりも先に出発していきました。ハイレベルな人達はやはりパパッと休憩も済ませてしまうものなんですね。
ラストスパート
この後はゴールまでほぼ平坦路になります。 7kmほどで「河北エイドステーション」がありますが、せっかく回り始めた脚をまた固くしたくないので通過。 もう山が無いと分かると自然と3人で列を組んで「荒サイ」ペースに! ここまで何度も登り降りした割には脚が残っており、後半にして良いペース(30km/hくらい)をゴールまで維持出来ました。
完走!
100kmの道のりを無事走り終え、完走証を受け取りました。距離としてはそれほどチャレンジングなものではありませんでしたが、なにしろアップダウンが多い!脚は結構きていましたね。
ツール・ド・東北パネルの前で記念撮影。 私自身はもちろん、オルカ(自転車)も良く頑張った!
このイベントの良いところはエイドステーションの食事が美味しいし、景色も良い・・・そして沿道の応援が結構多い!3回目の開催でだんだん地元に根ざしてきているのでしょうか?
かつて東京マラソンを走った時もそうでしたが、応援を受けると素人でもつい格好良い所を見せたいと思ってしまいますよね。 今回のツール・ド・東北は自転車イベントの中でも規模が大きいもので、しっかりとした運営のもと存分に楽しむことが出来ました。
ツール・ド・東北 2015 - 大会前日
9月13日の「ツール・ド・東北 2015」を無事に完走してきました!
脚力的に北上フォンド(100km)あたりが無難だろうとエントリー。イメージは「食事と景色を楽しみながらまったりライド♪」でしたが、意外と歯応えのあるコース展開でした^^; 2週間経ってしまいましたが初体験の自転車イベントを振り返ってみようと思います。
東北へ移動〜受付
12日早朝、3台のロードバイクを積み込んだ"チームカー"が宮城県へ向け出発しました。
バイクホルダーにはミノウラのVERGO-TF3を使用。
そもそも車の容量的に3人+3台を載せることが可能なのか...正直不安でしたが、後部座席の搭乗者に多少我慢して頂きつつ積み込みました。
東北へ近づくごとにロードバイクを搭載した"それっぽい"車を目にするようになります。そんな車を見つけるたびに車内のボルテージも上昇!
約5時間の長旅の末、指定の駐車場(だだっ広い!)に到着。
埠頭を丸ごと貸り切っている様子。 8kmほど離れた受付会場、そして明日のスタート地点でもある石巻専修大学へ自転車で移動します。
会場に入ってまず目に入るのが専用ボックスで宅配されてきたロードバイクたち。
その奥には大量の木製バイクラックが設置されており、他の参加者のバイクを眺めるだけでも楽しいものです。
広場(元は駐車場?)の両脇には大会運営や協賛企業のテントが並んでおり、ちょっとしたパーツやアクセサリーも購入可能でした。食べ物系のテントに足が向きそうになりますが、まずは明日スタートラインに立つため受付を済ませます。
受付でもらえる参加キット。
Tシャツとグリーンダカラは参加賞でしょう。 ゼッケンは背中に安全ピンで留めるものと、ヘルメットに貼付けるシールです。バイクに付けるプレートはありません。(ちょっと憧れてたので残念!)
緑色の細いものがフレームに巻くバンド(ビアガーデンで配られるような)で氏名と意気込みを書いたのですが、こちらは結局何だったのか分からず終いでした。
さて、無事に明日スタート出来ることになったので会場を散策します。
サポートカー発見!本物!!
やはり一番に食いついてしまうのはシマノのサポートカー。
デュラエースのホイールを積んでいます。パンクさせたら使わせてくれるのかなぁ?ナンバーを見るとちゃんと大阪から来てますね。
GIANTのブースでは車体のメンテナンスをしてくれています。 自転車系では他にもIRC(私はここのチューブレスタイヤを使ってます)やダイシャリンなどがテントを構えていました。
そしてお待ちかね、昼食の時間です!(時刻はこの時点で午後2時くらい)
穴子丼、(たしか)カニクリームコロッケ、ホタテの串焼きを頂きました。容器は屋台ですが、現地の素材を使った出来立ての料理は美味! また明日も来るので今日はここらで車に戻ります。
宿に向いつつ松島観光
この日の宿は石巻市内ではなく、比較的近そうだった松島市内に取ってあります。とは言っても移動に1時間ほどかかったでしょうか。
翌日の集合時間は「北上フォンド」では6時30分に設定されています。 逆算すると早朝4時頃には起床せねばならない為、そそくさと夕食を済ませて寝るところ...ですが、せっかくなので松島を観光。
そして夕食は東北といえばの牛タン!気が早いですがビールで乾杯しちゃいました。
宿に戻り風呂に入るともういい時間。
10時に強制消灯し、明日の本番に思いを馳せつつ眠りについたのでした。
ツール・ド・東北 2015 - 計画編
ゆるポタorツーリング志向ライダーがついに...
今週末、9/13に開催される「ツール・ド・東北 2015」に参加します。 名前に"ツール・ド"とありますがレースではなく、完走すればOK!なロングライド系のイベントです。(舞台はその名の通り石巻を起点とした東北地方)
三陸地方の景観(リアス式海岸とか...海沿いを走ります)はもちろん楽しみですが、補給ポイントでは地元の食材を活かした料理が振る舞われるとのこと!こちらも期待大です。 走行距離60kmから211kmまでのエントリー枠があり、今回は100kmの「北上フォンド」にエントリーしてみました。 大会というものが初参加であること、食をゆっくり堪能したい等の理由で限界突破しない距離の選択です。
理想はやっぱり2泊3日のまったり?東北旅行
大会受付が前日の土曜日に行われるため、現地での宿泊は必須です。せっかく東北まで行くので月曜日も有給を取って2泊3日の旅行としました。
計画としては
土曜日:東北に向け出発 → 昼頃受付 → 松島あたりを観光 → 宿泊
日曜日:スタート地点に向かう → ライド本番 → 仙台へ移動 → 打ち上げ(牛タン) → 宿泊
月曜日:ちょっと観光? → 帰京
こんな感じでしょうか。
移動手段はこれまた自転車絡みでは初の自動車です。そのためMINOURAのVERGO-TF3という車載用のキャリアを購入。 同行者のアスヤ君、岩田君も載せるため一番大きな3台用ですが、果たして3台ものロードバイクが我が家のプレサージュに載るのか(不安)...?
※一応自分の自転車だけ載せてみた図
"かき氷と峠を味わう"真夏の秩父サイクリング(飯能〜秩父〜寄居)
埼玉の誇るツーリングの名所、秩父
このお盆休みは9月にツール・ド・東北なる"遠征"が控えていることもあり、自転車旅行は節約を意識した日帰りサイクリングになりました。 最大の目玉は長瀞にある「3時間並ぶという噂のかき氷」...それをモチベーションに峠でヒルクライムを頑張るというアメとムチ作戦です。
【今回のルート】
※クリックでGoogleマイマップが開きます
走行距離:68km(飯能駅から寄居駅まで) 難易度:★★★ 貧脚には山伏峠で頑張りが必要
やっぱり涼しい、山の中
今回の旅は飯能駅から。
私は自宅から30kmほどの自走です。 恒例の駅前ドトールで待機後アスヤ君と合流。
駅前から北西へ向かい入間川を渡ると、次第に景色が住宅地から"山"へと変わっていきます。
最短コースである国道299号線は交通量の多さや路面の悪さ等...自転車乗りからは悉く不評。そのため県道70号線および53号線で南側から迂回するルートをとりました。
これが当たりでこちらの道には車がほとんどおらず、緩やかな登りを気持ち良く走ることができます。
結構キツかった、山伏峠
70号線から53号線に入り数キロ走った頃から少し様子が変わってきました。山伏峠を頂とする登りに差し掛かると2人とも一気にペースダウン。息を切らし休み休み登って行きます。(ツーリング主体の我々には登坂力が無いのです。) このペースでは昼食時間が...などと考えていた時、突如山伏峠の頂上に到達。
道路脇に立てられた看板だけが坂の終わりを告げ、その先は下り坂が続きます。
下り坂の途中で道が二手に分かれ、看板を右に行くと正丸峠に向かうことができます。また登りですが頂上まで1kmと近く、脚も回復していた為さほど苦にせず登れました。
何も無かった山伏峠に対し正丸峠では峠らしい眺望が楽しめます。
また、奥村茶屋という食事処がありこちらで昼食に。味噌味の豚丼と言った感じの「正丸丼」を頂きました。
ひたすら下り、秩父市街へ
正丸峠へ登ってきた道を引き返し、先ほどの看板を左へと下っていくと国道299号線「正丸トンネル」の終わりに合流します。(このトンネルも自転車には相当危険らしい)その後は秩父市街まで299号線を走ります。これまでと比べてやはり交通量が多い。
そしてこの辺から気温も急上昇。市街地に入る頃にはジリジリと真夏らしい暑さに。山の中は涼しかったんだなぁ。
秩父駅に到着。急激な暑さに飲み物を切らしてしまったため補給。土産物屋などが複合した施設になっており、中はかなり混雑しています。
秩父が舞台のアニメ「あの花〜」をしっかり町おこしに利用しています。売店にはちょっと強引な感じのグッズも...。
自転車乗りのブログによく登場する画。
★あの花プチ聖地巡礼★
秩父駅近辺にはいくつかアニメに登場したスポットがあります。せっかくなので分かりやすそうな場所を見物に行きました。
【定林寺】
偶然にもレイヤーさんの撮影現場に遭遇!「撮ってる風景を撮ってもいいか」というややこしいリクエストにも快くOKしてくださいました。
【旧秩父橋】
メインビジュアルにも使われています。欄干の上に立って記念撮影したら炎上するよね...
美味すぎる、天然氷のかき氷
アニメ的聖地の次はかき氷の聖地、長瀞に向かいます。秩父市街から20〜30分ほど飛ばしてお目当ての阿左美冷蔵に到着。3時間待ちという噂でしたが、午後4時近かったためか行列は40分ほど。迷わず列に加わり・・・
一口食べて今までの人生で一番おいしいかき氷だと分かりました。
日本で3カ所しか作っていない天然氷だとか、和三盆糖を使った秘伝の蜜が「氷の味」を引き立てているとか、そういったことを抜きにしても美味い。
店内(外?)もご覧のように良い雰囲気です。席はこの庭のような場所だけではなく屋内にもありました。
アメとムチが程よい日帰り旅でした
さて、絶品かき氷に満足したら再び自転車を走らせ寄居駅へと向かいます。秩父市街以降はごく緩やかな下り基調になっているのでとても快調に進みます。寄居駅に着いたら自転車をパッキングして東武東上線に乗車。この路線が池袋まで通じています。
本日のトリップタイムは約10時間。8時〜18時の旅といったところです。 現在の脚力的にはそこそこの歯ごたえもありつつ、それを乗り越えた後は快調に漕げる良ルートでした。距離的にも近いので定期的に走りに行きたいです。