OiChari

元埼玉県民が福島県でロードバイク生活を送る

ツール・ド・東北2015 - 大会当日

日の出前のドライブなんて子供の頃にカブトムシを取りに行って以来かも? 午前4時に起床し、我ら3人スタート地点の石巻専修大学へと赴いたのでした。

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駐車場に到着すると、既に支度をする参加者で賑わって?(黙々と作業しているので)いました。

大勢の自転車乗りが支度をしている様はまさに"出陣"って感じで興奮! 朝焼けとちょっと肌寒い気温が気持ちを盛り上げてくれます。

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前日の受付で配布されたゼッケンを装着。前傾姿勢を考慮して縦方向に余裕をもたせてみました。

ここで・・・

【今回のルート】※クリックでGoogleマイマップが開きます

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コースを何となく頭に入れておこうと思い、今回も事前に作ってきました。

エイドステーションの場所を記しておけば走行中もエイド間の距離をチェックすることができます。実際に使ってみたところ、なかなか有用。 (iPhoneでの閲覧にはMy Pinsというアプリを使用)

若干遅刻しましたが・・・

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石巻専修大学に到着すると、既に大勢の参加者が列を成していました。

「北上フォンド」の集合時間は6時30分ですが、より(距離が)長いフォンドはスタート時間も早く設定されています。 スタートは20〜30人の小集団に区切られており、スタートラインでは集団ごとの記念撮影がありました。ゴール後にこの写真が印刷された「新聞」がもらえますよ!

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30分ほど待っていよいよゲートが近づいてきました。心拍上がってそう。

出走!

スタードダッシュしてみたい衝動を抑えて(?)マナー良く出走。 大学の敷地外周を反対側まで走った後、公道へと繰り出します。

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大人数での走行に慣れていないため、最初はオドオドしながら集団の流れに付いていくスタイルでしたが、次第に追い抜くタイミング(主に登りですね)が分かってきて自分たちのペースで走れるようになってきました。

女川エイドステーション

「いい景色だぞ〜♪」なんて言いながら走っていると、あっという間に最初のエイドに到着。 芝生に大量のバイクが寝ている様は壮観です。こういった光景もイベントならではですね。

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本イベントのメインコンテンツの一つであるエイドステーションでの"補給食" 最初に振る舞われたのは・・・

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女川汁:新鮮なサンマのすり身団子が入ったつみれ汁。

女川は全国有数の水揚げ量を誇るらしいですよ!まだ上がりきっていない気温と体温にほかほかの汁物が効く! あまり長居すると脚が固まってしまうので、各エイドの滞在時間は10〜15分に抑える方針に。

いそいそと食して出発です。

登りは甘くない

女川エイドステーションからはしばらく登り基調、そして道路のつづら折りが物語っている通り、御前浜給水所の前後はなかなかの急坂でした。

峠を登りきったところでは皆一休みしています。

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登りのご褒美は、その後の下り坂と良い景色。海岸沿いのコースがメインのため海のある絶景が拝めます。

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このあたりはリアス式海岸でしょうか?

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雄勝エイドステーション

本日2カ所目のエイドステーションにやってきました。

ちなみにエイドはおおよそ20kmおきに設定されているので、走行距離からあと何km頑張れば休めるのかはおおよそ計算できます。

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ホタテ焼き:新鮮なホタテを会場で焼いたものを頂きました。

醤油バター味で美味!コップに入っちゃうと絵的にはちょっとイマイチ?

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今回はバナナも補給。 この先は"基調"ではなくガッツリな登りが多く、写真を撮りながら走る余裕が無くなってきました。(そのため道中の写真は少なめ) やっぱりこのコース登りが多いです。

神割崎エイドステーション

折り返し地点の神割崎エイドに到着。脚にもだいぶ乳酸が溜まってきた感じです。

振る舞われる食事的にもここが昼食会場なので、ちょっと長めに一息入れましょう。と思い駐輪場に向うと、そこで兄弟(07年モデルのORCA)を発見!

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思わず隣に駐めてパシャリ。

オルベア自体はちょいちょい見かけるのですが、このデザインのオルカに出くわすのは初めてです。5年以上前のフレームですが大事に乗っているんですね。

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シーフードカレー:北上フォンドの昼ご飯。ルー自体は普通な気もしますが、疲労&魚介が味を大いに引き立てています。長時間の運動中はあまり固形感の強いものはキツいので、カレーというチョイスはGOOD!

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ここが最も広く、最も標高の高いエイドステーション。かなり賑わっています。

スポンサー(サントリー)繋がりで「オールフリー」の配布なんかもやってました。

北上エイドステーション

ここから約20kmは来た道を引き返します。 つまり一生懸命登った坂は下りに、気持ち良く下ったところは激坂に... ヒーヒー言いながら北上エイドに到着。結果的にここが最後に立ち寄ったエイドになりました。

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ホヤの塩茹で?:奇妙な見た目ですが、嫌な臭み等は無く美味しかったです。(大量に食べたいとは思わないかも...)ここは他にも茶碗蒸しやケーキがありました。

エイドで色々食べていると、後からYahoo!JAPAN社長と道端カレンさんが現れ、我々よりも先に出発していきました。ハイレベルな人達はやはりパパッと休憩も済ませてしまうものなんですね。

ラストスパート

この後はゴールまでほぼ平坦路になります。 7kmほどで「河北エイドステーション」がありますが、せっかく回り始めた脚をまた固くしたくないので通過。 もう山が無いと分かると自然と3人で列を組んで「荒サイ」ペースに! ここまで何度も登り降りした割には脚が残っており、後半にして良いペース(30km/hくらい)をゴールまで維持出来ました。

完走!

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100kmの道のりを無事走り終え、完走証を受け取りました。距離としてはそれほどチャレンジングなものではありませんでしたが、なにしろアップダウンが多い!脚は結構きていましたね。

ツール・ド・東北パネルの前で記念撮影。 私自身はもちろん、オルカ(自転車)も良く頑張った!

 

このイベントの良いところはエイドステーションの食事が美味しいし、景色も良い・・・そして沿道の応援が結構多い!3回目の開催でだんだん地元に根ざしてきているのでしょうか?

かつて東京マラソンを走った時もそうでしたが、応援を受けると素人でもつい格好良い所を見せたいと思ってしまいますよね。 今回のツール・ド・東北は自転車イベントの中でも規模が大きいもので、しっかりとした運営のもと存分に楽しむことが出来ました。

そしてイベント(大会)にもっと参加したい欲が・・・次回はヒルクライムレースかエンデューロかな?